初心者の女性でも簡単にわかる投資信託とは? 

女性の中でも「投資」に興味がある方はいらっしゃるのではないでしょうか。

ただしほとんどの方は「投資」に対してちょっと怖いイメージをお持ちかもしれません。

では「投資信託」についてはどのように考えておられるでしょうか。

今回は初心者の女性にでもわかりやすく投資信託についてご紹介させていただきます。

初心者の女性にでも簡単にわかる投資信託3者それぞれの役割

「投資信託」には、それぞれ役割が異なった3者が存在します。その3者とは「投資信託を販売する会社」「投資信託の運用会社」「運用資金を管理する会社」の3者です。

こちらでは「投資信託」において役割が異なった3者について初心者の女性にでも簡単にわかるように紹介させていただきます。

〇「投資信託の販売会社」の役割

よくテレビCMで〇〇銀行の「△△投資信託」とか、☓☓証券の「☐☐投資信託」というのが宣伝されているのを一度はご覧になったことはありませんか。

一般的に「投資信託」を販売しているのは、銀行や証券会社や郵便局(ゆうちょ銀行)などです。

「投資信託」を販売している銀行や証券会社や郵便局(ゆうちょ銀行)などのことを「投資信託の販売会社」といいます。

基本的に販売会社は「投資信託」に関するラインナップや購入時手数料が異なり一律ではありません。

わかりやすい例でいうと「〇〇銀行の△△投資信託は◆◆証券では売っていなかった」あるいは「☓☓証券では手数料をとられたが、▲▲銀行では無料だった」なんてことがあります。

つまり販売会社によっていろんなタイプの「投資信託」が用意されており、ご利用者様にとって最適な「投資信託」を選ぶことが可能です。

そのため自分にあった「投資信託」を販売している「販売会社」をいかに探しだすかが重要になってきます。

「投資信託の販売会社」の役割とは、「投資信託」の募集、販売、解約、分配金、償還金の支払いなどをしてくれるところです。またご利用者様が資産運用する際に様々な相談に対応もしてくれるところでもあります。

「投資信託」に関するご利用者様の窓口になるので、初心者女性の方に最も寄り添ってくれるところです。

〇「投資信託の運用会社」の役割

「投資信託の運用会社」は、「投資信託の販売会社」に比べるとご利用者様には直接的には接点がないところです。

「投資信託の運用会社」の主な役割は、「投資信託の販売会社」を通してご利用者様から集めた資金の運用方針を決めます。その後実際に運用の指示を出します。

具体的には、

・様々な金融商品(株、債券など)から何を選んで購入するのかを決める

・投資先の国(日本、アメリカなど)を決める

・投資先のシェア(保有割合など)、リスクヘッジ(リスクの分散など)を決める

・トレーディングタイミング(売買のタイミングなど)を決める

「投資信託の運用会社」の役割を一言でいうと「実際に預かった資金で利益を出すために運用の指示をしている会社」といえます。

〇「投資信託の運用資金を管理する会社」の役割

「投資信託の運用資金を管理する会社」とは「受託会社」と呼ばれ、日本では一般的に「信託銀行」のことになります。

「信託銀行」は「投資信託の運用会社」の指示を受け、実際に資金を使って金融商品(株、債券など)の売買や運用、管理を行います。

注目ポイントは資金の運用の指示を出す「投資信託の運用会社」と、実際に資金を使って金融商品(株、債券など)の売買や運用、管理を行う「信託銀行」とは別組織だということです。

「投資信託の運用会社」と「信託銀行」がそれぞれ独立していることから、中立的、法的な立場で安全に確実にご利用者様の資金は運用され守られるということになります。

このように「投資信託」は3つのそれぞれ独立した3者が携わっていることで、中立的に安全に資金を運用しています。

よって「投資信託」の透明性、信頼性は高いということがいえます。

初心者の女性でも簡単にわかる投資信託で儲かる仕組み

何となく「投資信託」は儲かっているらしいと思いつつも、一体どうやって儲かっているのかは、一度も「投資信託」を利用したことがない方にとってみてはやはり謎です。

「投資信託」は主に「売却益」、「分配金」、「収益分配金」という3つのやり方で儲かっています。

こちらでは初心者女性でも簡単にわかりやすいように投資信託で儲かる仕組みについてご説明させていただきます。

〇売却益(キャピタルゲイン)で儲かる方法

「投資信託」には毎日変動している「基準価格」という価格が存在しています。

売却益で儲かる方法とは、この「基準価格」で買った時よりも高い値段で売却した時に儲けがでるやり方です。

わかりやすい例でご説明すると、「基準価格」が10,000円の時に10,000円分買い、「基準価格」が15,000円の時に売却することで5,000円分の売却益が儲かるというものです。

この時の売却益のことを一般的には「キャピタルゲイン」といいます。

〇収益分配金(インカムゲイン)で儲かる方法

「投資信託」はその運用が順調で株式、債券などの値上がり益、配当、利息が発生すると利益がでます。

利益が出るとその一部を「収益分配金」という形で定期的に投資家は受け取ることができます

収益分配金が支払われる時期は、一般的に毎月、3カ月、半年、1年などそれぞれの「投資信託」によって異なります。

また収益分配金のことを一般的には「インカムゲイン」といいます。

〇償還益で儲かる方法

「投資信託」によっては初めから運用期間が設定してあるものもあります。

「投資信託」が償還日(運用が終了する日)になると投資家へ「償還金(投資家に返

還されるお金のこと)」を戻さなければなりません。

この時の「償還金」が購入時よりも差額が増額していると「償還益」が出ます。

このように償還日を迎えた時に投資家へ戻す「償還金」によって、購入価格との差額で得られるのが「償還益」で儲ける方法になります。

このように「投資信託」では主に3つの方法で儲けることができます。

初心者女性の方もご自分にあった方法を採用されることで、簡単に「投資信託」で儲けることができるのではないでしょうか。

初心者の女性でも簡単にわかる投資信託の対象

投資家から資金を預かって運用投資している「投資信託」ですが、一体どんなものに対して投資をしているのでしょうか。

「投資信託」の投資の対象は主に「株式」と「債券」です。

こちらでは初心者の女性でも簡単にわかる投資信託の対象についてご説明させていただきます。

〇株式型投資信託

「投資信託」の投資の対象が株式の場合は「株式型投資信託」といいます。

「株式型投資信託」とは多数の投資家から資金を集め、1つの大きなファンドを作り主に株式を中心に運用、その利益を投資家に分配することです。

「株式型投資信託」のメリットとしては、運用益で大きなリターンを望めることです。デメリットとしては購入手数料や信託報酬などの運用費用がかかることです。

また場合によっては大幅に株価が値下がりする場合もあるので、元本割れの可能性もあります。

〇債券型投資信託

「投資信託」の投資の対象が債券の場合は「債券型投資信託」といいます。

こちらも多くの投資家から資金を集め、大きなファンドを作ります。その後資産運用の専門家であるファンドマネージャーにファンドの資金運用を任せます。

ファンドの資金運用から利益がでれば、投資家に利益が分配されます。

「債券型投資信託」のメリットとしては、満期日になると額面金額である償還金を受け取ることができることです。

デメリットしては発行者に債務返済ができないなどの問題が起こることもあります。

また緩やかな値動きであることから、「株式型投資信託」と比較すると大きなリターンは望めません。

「株式型投資信託」も「債券型投資信託」も「投資信託」の2本柱です。

どちらも当然メリットとデメリットがあります。初心者女性の方がストレスなく運用できる方を採用されることをおすすめします。