「クレジットカード初心者が陥りがちな8つの注意点を紹介!」

クレジットカードはコンビニでの支払いやネット通販、公共料金の支払いまで様々な支払いに対応できる便利なカードとなっています。

この他にもポイントやマイルを貯めたり、特典や優待が付いていたり、付帯保険が付いていたりと至れり尽くせりの優れた支払い方法です。

しかし、そんな便利なクレジットカードも正しい使い方を知らないと、知らず知らずのうちに危険な落とし穴にハマってしまうことも…。

そこで今回は、クレジットカード初心者が陥りがちな8つの注意点を紹介します。

これから始めてクレジットカードを契約するといった初心者さんは、ぜひ今回紹介する注意点にも気を付けておきましょう!

クレジットカード裏面への署名

クレジットカード初心者さんは、カードが届いたら真っ先に裏面への署名をしておきましょう。

裏面の署名をうっかり忘れてしまうと、原則として使用できなくなってしまう可能性があります。

なぜならクレジットカード決済するときは、お店の店員さんが裏面の書面を確認することが義務付けられているからです。

クレジットカードの裏面にあなたの署名がないということは、店員さんは誰のカードなのか判断することができませんよね。

さらにレシートにサインを求められたときにも、裏面に署名がなければ定員さんが本人のサインなのか見分けることができなくなってしまいます。

本人確認をすることができなければ、「もしかして盗んだカードなのでは?」と疑われてしまいかねませんので注意が必要です。

また、裏面への署名がないままカードを紛失してしまった場合には、補償が効かなくなったり不正利用にもつながったりしますので、初めてのクレジットカードが届いたら真っ先に署名しておきましょう!

利用明細書の確認

クレジットカード初心者の方が陥りがちなのが、利用明細の確認を忘れてしまうことです。

利用明細を確認せずに使用してしまうと、毎月自分がどれほどの金額を使用しているのか把握できずに使い過ぎてしまう恐れがあります。

特にクレジットカード初心者の方ですと、その便利さからついつい自分の収入以上にお金を使ってしまったなんて悲惨なことにもなりかねません。

そこで、毎月送られてくる利用明細書を確認することによって、無駄な買い物をしていないか確認することができますし、家計簿代わりにも使用できます。

また、万が一あなたのクレジットカードが不正利用されていた場合でも、毎月の利用明細書を確認することによって発見することができますよね。

しかも不正利用の場合には、補償期間が設けられている場合がほとんどなので、しっかり確認しておきましょう!

他人との共有

クレジットカードは使い方も簡単で誰でも手軽に利用できてしまうことから、ついつい家族や仲のいい友人などに貸したくなってしまいますよね。

例えば、ちょっとした買い物を頼んだり、何かを奢ってあげたりする場合には大変便利です。

そんな便利なクレジットカードですが、実は契約者本人以外のカード利用は契約違反となってしまうのです。

これはクレジットカードの契約次項にもしっかりと記載されており、万が一クレジットカードを家族や友人等の他人に貸した上で起きたトラブルには、カード会社からの補償が効かずに自己責任となってしまいます。

他人に貸した後から気づいたのでは、取り返しのつかないことにもなりませんので十分に気を付けておきましょう!

ですが、「どうしてもクレジットカードを持てない家族に使わせてあげたい!」といった場合には、契約者本人の家族向けに発行される「家族カード」がおすすめです。

暗証番号の管理

クレジットカードの暗証番号は第三者に知られないよう厳重に管理し、例え家族や仲のいい友人でも絶対に教えないようにして下さい。

もし第三者に暗証番号を教えてしまったことが原因で不正利用されてしまっても、暗証番号の管理義務違反で原則本人請求となってしまうので、十分に注意しておきましょう!

また、暗証番号に生年月日やゾロ目、個人情報に直結するものを選択しないようにしてください。

仮に暗証番号を生年月日やゾロ目にしていた場合、不正利用されてしまうと補償が受けられなくなってしまうケースがありますので、暗証番号の管理はきっちり行っておきましょう。

クレジットカードの紛失

クレジットカードを紛失したときは、どうしても慌ててしまって冷静な判断がとれなくなってしまいますよね。

そんな時のために事前に紛失した場合の流れを把握しておくことで、正しい対処をとることが可能です。

実際にクレジットカードを紛失した場合の流れは以下を参考にしてください。

  1. クレジットカード会社に電話
  2. 警察へ連絡
  3. 再発行の手続き
  4. 再発行されたカードに署名

このように紛失した場合には、即座にクレジットカード会社に電話して停止させ、警察へ連絡した後、再発行してもらいましょう。

新たにクレジットカードが届いたら、必ず裏面への署名を忘れずに行ってくださいね。

リボ払い

リボ払いとは、ご利用の金額や件数に関わらず毎月の支払金額がほぼ一定になるサービスです。

リボ払いでお買い物をすると、ついつい使いすぎてしまった時でも支払額は毎月一定なので安心して利用することができます。

しかし、このリボ払いは仕組みを理解していないと後々とんでもないことになりかねません。

特にクレジットカード初心者の方はリボ払いを理解しないまま多用してしまい、気が付けば数百万の借金を背負っていたなんてケースも…。

リボ払いは毎月の返済が楽になる優れた機能ですが、毎月指定の金額よりも多く使ってしまえばそれだけ借金になりますので、十分注意しておきましょう!

キャッシング機能

クレジットカードに付帯しているキャッシング機能を使えば、手元に現金がない場合でもATMから簡単に借入することが可能です。

キャッシング機能は、クレジットカード契約時に「ショッピング枠」とは別に選択することができ、その便利さから申し込む方も多いようです。

しかし、こちらのキャッシング機能もリボ払いと同じように借金を抱えてしまうことになりますので、必ず返済計画を立てた上でキャッシングするようにしましょう。

さらにキャッシングを利用した分だけ毎月の「ショッピング枠」が減ってしまうので、そちらも注意が必要です。

現金化(ショッピング枠)

クレジットカードの現金化は前述のキャッシング機能とは異なり、ショッピング枠を利用して現金化する行為のことを指します。

こちらのショッピング枠は本来お買い物の支払いに利用するものなのですが、現金化業者に頼むと直ぐに現金が手に入るので利用する人が後を絶たないようです。

しかし、そんなショッピング枠の現金化は違法ではないものの限りなく黒に近いグレーゾーンだといわれています。

さらに業者の取り分となる手数料がかかるだけでなく、利用停止となってしまう可能性も高いので絶対にやめておきましょう!

一見便利なショッピング枠の現金化に見えますが、デメリットの方が多いのでクレジットカード初心者の方は十分気を付けておいてくださいね。

まとめ

今回は、クレジットカード初心者が陥りがちな8つの注意点を紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

クレジットカードはその使い方さえ間違わなければ、私達の生活をより豊かにしてくれる必須アイテムとなります。

クレジットカード初心者の方は、今回ご紹介した8つの注意点をしっかり押さえた上で上手に利用されてみてくださいね!