仮想通貨投資の情報収集方法

仮想通貨投資は、仮想通貨ができて以来頻繁に行われてきました。日本でも多くの仮想通貨取引所が開設されて、盗難事件等もありましたが取引量は世界的に見ても増加傾向にあります。

その中で仮想通貨の認知が進んでいますが、投資のための情報はあまり多くありません。しかも詐欺も横行しており、きちんとした情報にアクセスしないと損失を出したり、騙されたりします。

それゆえ、正確性のある情報収集方法を見つける必要があります。信頼性の高いサイトなどを挙げておいたので、情報収集の参考にしてみてください。

仮想通貨専門のニュースサイトなどがおすすめ

まずは、最新情報を手軽に手にれたいなら仮想通貨専門のニュースサイトがおすすめです。仮想通貨は他の投資と異なり、世界的なトレンドとは異なる方向で価格が動くことがあります。

その原因となる情報源を仮想通貨専門のニュースサイトならいち早くキャッチして記事にしてくれています。もちろん、日本語のサイトも多いので初心者でもすぐに情報を収集できるのが魅力です。

専門のニュースサイトならば、専門の記者さんの視点で記事がまとまっているので分かりやすいです。また、英語の情報を日本語に訳されているので、英語が苦手な人でも情報が得られるのが大きなメリットです。

ビットプレスなどの大手情報サイトだと、仮想通貨自体のニュースだけでなく、取引所の新サービスの情報も

また、ニュースサイトの中には、仮想通貨交換業者bitbankが運営しているBTCN(ビットコインニュース)などが挙げられます。取引所などが運営しているニュースサイトは、初心者向けの記事が多いのが特徴です。

ビットコインなどの仕組みや購入方法など基本中の基本についても知ることができるのも魅力です。ニュースサイトは総合的に基礎知識から最新のものまで幅広く知れる媒体です。

実は公式情報がTwitter上で公開されることも

また、仮想通貨投資の黎明期から同時期に幅広く世界中で使われるようになったSNSがTwitterです。仮想通貨を取引している個人投資家は、情報発信にも積極的でブログやTwitterなどで情報を提供しています。

ブログでは仮想通貨の基礎知識として仮想通貨取引所の選び方など長く使える情報が提供されています。個々の仮想通貨の特徴をまとめたブログなどもあり、初心者にとって有益な情報は数多くブログでもあります。

しかしながら、情報はどんどん古びていくものです。ブログの情報は充実していますが、すぐに仮想通貨投資のトレードに活かせるかと言われると疑問です。仮想通貨投資で成功するためには、基礎知識と同時に即時性のある情報をゲットできるかにもかかっています。

即時性のあるスピード感のある情報は、Twitterなどで発信されることが多いです。Twitterでは、仮想通貨の値上がり予想などが発表されたりするので、その情報によっては、すぐに価格が変動したりします。

個人投資家だけでなく、機関投資家などの大口の取引情報などもTwitterで流れたりします。たくさんの買い占めが起これば必然的に仮想通貨の価格は上がり、大量の売りが起これば、仮想通貨の価格は下がります。

それゆえ、多くの人がTwitterから情報を収集しているので参考にすると勝率があがります。まずはブログなど参考になる個人投資家さんをフォローすると良いでしょう。自然と投資家たちがアクセスしている情報を集まるので手間がかかりません。

そして、Twitterの情報が重要なのは、仮想通貨を開発している開発元からの情報がTwitter上で公開されることが多いためです。新しく開発される仮想通貨の情報についてはICOとよばれる資金調達が行われたりします。このICOの情報もTwitterなどで拡散したりしています。

コメント:ICOとは、Initial Coin Offering:イニシャル・コイン・オファリングの略で、新規仮想通貨公開と呼ばれるものです。資金調達をしたい企業や事業プロジェクトが、独自の仮想通貨を発行し、資金を調達する手段のことを指します。

投資家にはデジタル通貨である仮想通貨が販売されます。原則として対価は支払われず、その仮想通貨が仮想通貨取引所に上場して価格がついた時に投資家はその仮想通貨を売って大きな利益を出すことになります。

仮想通貨のICO情報などは、発行される仮想通貨の枚数も限定的です。人気のあるものは数時間で売り切れることもあります。それゆえ、Twitterからの情報収集が欠かせない仮想通貨投資家は多いです。

仮想通貨の一次資料としては英語サイトが最適

そして、仮想通貨の投資をする上で外せないのが公式情報です。仮想通貨を発行する企業や団体、開発チームからの一次資料は投資をする上で欠かせません。特に開発チームからは、ロードマップやホワイトペーパーなどが情報提供されています。公式HPは、基本的に世界に情報発信しているので英語ですが、読めた方が最新の情報をゲットできます。

コメント:ホワイトペーパーとは、仮想通貨の理念や設計目的などを記した仮想通貨の取り扱い説明書のことです。開発をした後にどのように活用するかといったことが記載されています。投資家はその事業内容などが自分の理念と合うかどうかなどをみて投資判断を行います。ホワイトペーパーは必ずICOを行う際に発行するものとされており、アドバイザーの有無などを確認できます。

コメント:ロードマップとは、仮想通貨の開発情報や今後の予定が記載されたスケジュール帳のようなものです。投資家は仮想通貨を購入した後に、そのロードマップ通りに仮想通貨の開発が進んでいるかを確認することができます。

また、仮想通貨が登場してきた頃は、世界的な経済情勢と仮想通貨投資の相関関係はありませんでした。しかし、近年は米中貿易摩擦など技術力を競う側面もあって仮想通貨の価格にも大きく影響してきます。

それゆえ、従来の投資と違った値動きをすると言われていた仮想通貨投資でも現実の経済情勢を考慮して投資をするようになっています。一般的な経済情勢を知るためには、ロイターやブルームバーグというような海外ニュースを読む必要があります。

日本語版もありますが、やはり英語版の方が情報のタイムラグが生じづらく、すぐに仮想通貨投資に役立てることができます。ニュースの内容などは、仮想通貨専門のコミュニティーでも話題となるので、知っておいて損はありません。

最近は、TelegramやDiscordといったコミュニティーを作れるサイト上で仮想通貨部門もできています。日本国内にある仮想通貨取引所のコインチェックにも意見交換ができるスレッドがあります。

投資家同士で情報交換できるコミュニティーも増えているので、英語でコミュニケーションがとれると世界中の投資家から意見をもらえる環境が整ってきています。

まとめ

仮想通貨投資は、まだ投資環境が整っていないのでさまざまな情報が入り混じっています。しっかり利益を出すためには、正確な情報にアクセスし、それを分析して投資に生かす必要があります。

最近は日本国内にも複数の仮想通貨取引所が開設されたこともあり、日本語の情報サイトが増えてきています。情報量も他の国に負けることはありません。

しかし、一時情報としては公式のものになっています。日本語になるまでにはタイムラグがあるので、リアルに仮想通貨を取引したいということなら、英語の情報などにアクセスする必要があります。

また、個人の情報などもあふれていますが、巷に出回る情報はあくまでも参考にすべきものです。自分の投資スタイルや理念に合わせて上手に活用したいところです。